教育方針

ふるえる心(感性)を育てたいしなやかな感性は、創造表現の源

感動する心、しなやかな感性を育てる。自然、音楽、絵画、ことば
・・・ 本物との出会いは、子どもたちに多くの発見と感動をもたらし、
豊かな創造力、表現力、そして、しなやかな感性を養います。

オリジナルのアイディア、論理的なアプローチ、イメ ージの個性的展開、魅せるプレゼンテーション・・・新世紀を生きる子どもたちに求められるこれらの新能力はどうしたら備わるでしょうか。鍵はセルフエスティーム(自己肯定感)を養う剌激と経験です。
夕暮れの空の雲、木々を揺らす風、雪道を踏みしめる音・・・ 日々の生活で育まれる私たちの感性。人の感情の変化や行間を感じ取る力の基も、限リなく広がる想像力の源も、この感性という土台があってこそ。「本物に触れ」「五感をひらく」経験と学びをプログラムする理由はそこにあリます。

自然・生活

先人の知恵に学び、生きるすべを身につけよう。

農作業を通して先人の知恵に学び、現代生活を生き抜くための技術を身につける授業を展開します。敷地内の田んぼでは、レンゲ草の緑肥や馬糞の堆肥をすき込み、有機栽培に徹します。

絵画・造形

つくって学び、みとめ合おう。

ヒトは洞くつ壁画からもわかるように、みる、かく、のこすことのできる生き物です。表現するエネルギーに満ちている子どもたちは手作業と発見を繰り返し、くらしの中で子どもたちの表現意欲をカタチにしていきます。低学年では「不思議」と連携して観察力、共感する心を高めていきます。

身体表現

表現する喜びを感じる。

身体表現では自分の身体をコントロールする力を高め、全体と部分を感じる力、客観的視点、主体的な活動の姿勢を養っていきます。表現する喜びは、活発な創造性の源です。

音楽

なぎさっ子の歌声は、なぎさのたからもの。

本校の音楽授業は子どもの「音に対する感覚」を育てます。カナダの作曲家、教育者であるマリー・シェファー氏が提唱した「サウンド・エデュケーション」のワークショップを導入し、自然の中の音、自分が発する音、友だちが出す音、心地よい音、美しい音を心と身体いっぱいに味わう授業を展開。12月のクリスマス音楽会も行っています。

ここが、なぎさSTYLE

にんげん

イメージ

12年(小中高)で育てる「生きる力」の礎。

広島なぎさ中・高で誕生したオリジナル授業。様々なワークショップ(国際理解教育・地球市民教育)などの新しいかたちの授業を導入し、 「自己肯定感」「協力」「コミュニケーション能力」の3点から相互理解力、自己表現力を養います。また、自分を生かし高める心、「和」 や「尊」を大切にする穏やかな心を育み、12年一貫教育の礎となる精神を育てています。