広島なぎさ中学校・高等学校SCHOOL_GUIDE_2026
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NAGISA24自己肯定感、つまり「自分は大切な存在だ」と感じることが、他者を尊重し、平和な社会を構築するために必要な土台となります。1年生の「いのち」の授業では、出産の様子やそれに関わった人々の思いを知ることで、自分や他者が今生きていることの素晴らしさに気づき、自他の存在を大切にする態度を育てます。私たちの社会には目が見えない人、耳が聞こえない人、歩行が困難な人など、様々な状況を抱えた人たちが生活しています。2年生の「支え合う社会」の授業では、目隠し・白■・手引き体験を起点にし、実際に視覚的な困難を抱えている方とその援助者から話を伺うことで、その思いを身近なものとして感じ、社会の中で共に生きることを社会の課題として取り組もうとする姿勢を養います。3年生の「仕事ウォッチング」は、単なる職場体験ではありません。「社会人の生き方や仕事に対するおもいを学ぶ」、「仕事についての調べ方、見方、考え方を学ぶ」、「社会人としてのエチケット、マナーを学ぶ」、「仲間と協力して、職場訪問・体験し、報告会、報告集をつくりあげる」、これらの学びを通して仕事への興味関心を高め、社会人として生きるための資質を知り、自分自身の将来像を考えます。テーマ(1年生)テーマ(2年生)テーマ(3年生)① 自己形成いのちを感じよう〜生かされている喜び〜② 他者との共生支え合う社会〜援助を求めることのできる社会〜③ 社会理解仕事ウォッチング〜はたらくってどういうこと〜

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