広島なぎさ中学校・高等学校SCHOOL_GUIDE_2026
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末廣嬉久乃さん(2年生) NAGISA181年生の秋休みにクラス単位で実施している自然体験学習。場所は鶴学園の八千代キャンパスです。都会の喧騒から離れた土師ダム湖畔に位置しており、自然の多く残る場所で五感を研ぎ澄ましていきます。そして気づいたことを学びにし、発信していく力を身につけます。本校の文化祭は、①生徒の主体性・創造性の尊重 ②多面的な教育の場としての活用 ③情報発信の場としての活用 ④環境への配慮(ゴミの減少・分別の徹底、リサイクル可能な物品の回収) ⑤展示の充実(体験型に頼らず見せる展示)の5点が伝統的に受け継がれています。生徒たちは長い時間を掛け、想いを込め、自分たちの文化祭を作り上げていきます。個人、クラス、学年、クラブ…。日頃の創作活動や探究活動、練習の成果を表現し、来場者に感動を与えたいという全ての生徒のエネルギーが、かたちとなって発散されます。体育祭では、順位や点数を競う競技種目の他に、観ている人もやっている人も楽しめるような表現を行う集団演技を実施しています。6年生のフォークダンスでは選曲、振り付けの全てを生徒が決めていき、授業内での指導も生徒同士で行っていきます。2年生から5年生は様々な種類の縄を使った演技をします。集大成となる5年生の演技は生徒が主体となって演技を構成します。学年全体で同じ動きをするのではなく、グループごとに創作した跳び方や動きを組み合わせてオリジナリティーを高めていきます。朝や昼休憩、放課後などにグループで練習し完成度を高め、他のグループと切磋琢磨していく姿は本校の伝統です。 自然体験学習は、まさに「本物の体験」です。ここでは、仲間と協力してレンコン掘りや火起こし、丸太椅子の製作といった「森の村づくり」に取り組みます。私は仲間と試行錯誤を重ね、長い竹を組み合わせて竹ドームを作りました。人が出入りできるほどの大きさがあり、完成時には…メッセージの続きはこちらからPointPointPoint自然体験学習見る、聴く、触れる、嗅ぐ、味わう 五感を拓く授業文化祭想いを表現し、他者に繋げる伝統体育祭自分たちで創作し作り上げるStudent’s voice五感で感じる「本物の体験」本物の体験を通して、自分らしい発想や感性を養成010203

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