合格体験記(白石 優生)

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白石 優生

平成31年3月 広島なぎさ高校卒業(12ヶ年生)

なぎさ公園小学校卒業生

慶応義塾大学 法学部 政治学科 合格

私はなぎさ中学校・高等学校における他校にはない独特のプログラム、例えば交換留学生の受け入れや夜間歩行、無人島体験やドバイ研修旅行に参加してきましたが、小学生時代もなぎさ特有のイベントに参加していました。それはシンガポール異文化体験ツアーです。修学旅行とは別で希望者が参加したシンガポールツアーでは、普通の小学生ではまず経験できない異文化体験をすることができました。英語もろくに使えず、知っている単語も少ない中で現地の小学校に訪れたことや買い物をしたことは緊張の連続でしたが、言語の重要性を理解するとともに私の英語に対する学習意欲によい影響を与えてくれました。そして何よりも互いの言語が通じない中、試行錯誤の末に生まれた彼らとのコミュニケーションは何ものにも代え難い感動を私に与えてくれました。

中高一貫であるなぎさは大学受験に関するホームルームや講演が中一の段階から行われていました。そのため大学受験について触れる機会が多く、その中で私は慶應義塾大学法学部に興味を持ちました。そして「慶應義塾大学合格」を目標に掲げ、中学時代は成績を学年上位で維持することを頑張りました。実際に中学時代に培うことができた基礎力は受験勉強を始める際にとても役立ちました。中学生の間はまだ受験に関してイメージがわかない人が多いと思います。そういう人はとりあえず定期試験の成績を維持したりあげたりすることを心掛けてください。やっていてよかったと思う日が必ず来ます。

高校に進学しても、勉強方法は特に大きくは変わりませんでした。しかし文理選択を控える中で、漠然とではなく明確な志望理由を持った第一志望を決めようと思い夏休みに様々な大学のオープンキャンパスに足を運びました。そうしていく中で今まで目指していた慶應義塾大学に加え、新たに一橋大学に興味を持ちました。実際に足を運んだ際の大学の雰囲気や一橋特有のカリキュラムに特に惹かれました。また慶應義塾大学も実際に訪れてみると雰囲気(や校風)がとてもよく、私はどちらの大学にも行きたいと思うようになりました。そして高一の終わりには、どちらか一方に決めるのではなくダブル第一志望というかたちで受験勉強を始めることを決断しました。

高校二年生になると、慶應義塾大学と一橋大学という受験対策がかなり異なる二つの大学を目指すため、私は他の人よりも多く勉強することを心掛けました。例えば登校中の時間だったり、移動のない授業の合間の休憩時間だったり、お昼の食事の時間だったり、と日常に溢れている勉強していない時間を単語の学習などに有効活用していきました。実際にこの時間の単語勉強のおかげで英語の語彙力を大幅に上げることができ、英語の試験全般の得点アップに繋がるとともに、自分の英語力に自信を持つことができるようになりました。

こうして勉強を進めていった結果、私は高校三年生の九月下旬、慶應義塾大学のAO入試に合格し、慶應義塾大学に進学することを決めました。もちろん一橋大学への思いも残っていましたが、やはり合格したことがとても嬉しく、また慶應義塾大学の特徴である先輩後輩の繋がりの強さや、政治学を学ぶことに関しての科目数や専任教員の幅広さが決め手となりました。

結果的にAO入試で合格した私ですが、もちろん慶應義塾大学の一般入試対策や一橋大学のセンター・二次試験対策もAO入試対策と並行して行っていました。正直手が回らなさすぎて大変な時がすごく多かったですが、これら全ての勉強をなんとかこなしていけたのはやはり早い段階から計画的に勉強を進めたからでした。特に高二のうちから受験勉強を始めていた事で、センター試験対策とAO入試対策の両立が大変になると思われた高三の夏休みまでにセンター試験対策をあらかた完成させることができ、余裕を持ってAO入試に備えることができました。受験生の中で「もっと早く勉強していたら」と後悔している人はかなり多くの割合を占めます。皆さんはそのようなことがないように受験勉強に励んで貰えたらと思います。

最後になりますが、私が一番受験勉強をする中で使ってよかったと思うものがあります。それはいい文房具や参考書などではなく、「iPhone」です。iPhoneがあることで、Wordによる志望理由書の下書き作成を手早く行うことができたり、模試の結果や解答をいち早く確認して復習に活かしたり、塾のサーバーにログインして様々なシステムを塾外にいても使えたり、と色々な活躍をしてくれました。そしてその中で特に私が重宝したのは、リスニングをどこでも練習できることです。市販のリスニング過去問や単語帳に付いている単語の読み上げ音声をiPhoneに取り込んでおくことで、例えば家から駅までの歩く間にシャドーウィングをしたり、音読しながら単語を覚えたり、そして他の人の邪魔にならずにリスニング問題を解けたりと従来ではできなかった勉強を個人で行えたことはとても大きかったです。現在なぎさ高校では高一になるとiPadが配られ校内での使用が可能となっているため、私よりもさらに有意義な活用ができるのではないかととても羨ましく思います。

私がここまで述べてきたことはあくまで私個人の体験・見解であり、全ての人に適応するものだとは思いません。しかし私はこのような方法を行いそして結果を出したことに誇りを持っており、私の後に続く多くの受験生の指針となってくれたらと考えています。この体験記が皆さんの今後に何かよい影響を与えることが出来たら幸いです。

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